神様に通じる誠の祈り方

第13回 神様に通じる誠の祈り方 

神様が力を貸してくれるのは、
どういう人だと思いますか?


それは・・・
ご利益を求めていない人だけなんです。


かと言って、無信仰では無く、
お陰を期待しないということです。


効果を期待するのは失礼な行為です。
なぜなら、神様の力を疑っているから。


神様なんだから、効果なんてあるに決まっています。


矢沢永吉さんが数年で30億円の借金を返した。


イチロー選手が日米通算4000本安打を達成した。


大リーガーやプロサッカー選手に
移籍金が何十億円も支払われる。


そんな凄いことだって、人間業ですよ。


人間が頑張ってできることは、努力すればいい。
神様にお願いしていいことかどうかを考える理性と
「誠」が問われているんですよ。


積極的に悪い事を止めて
良いことをやって行こうと決めるのが「誠」の道です。


そして、誠に至るのを至誠と言います。


誠という字は言ったら成ると書きます。
あなたが一言発したら世界がそうなるということ。
ならないのだとしたら、そこに誠が無かった。


効き目があるとか無いとか、
そんなことは美しくありません。


自分の心が誠に通じているかどうかが
神様へのお祈りの極意です。


もしも、願いが叶わないのだとしたら
その願いを聞いても世界が感動しなかった。


不純だったり、邪(よこしま)だったり、
間違っていたり、傲慢だったり、心得違いだった。


世界が何があっても助けてあげたいという気持ちに
その祈りを聞いて思えなかったのです。


願望実現は帝王になることではありません。
エゴの実現の傲慢な道ではありません。


あなたが至らないがゆえに、
力不足でかよわいがゆえに、
でも真心を失わなかったがゆえに、
素敵な存在が助けてくれることです。


今は幸せでは無いし、前向きにはなれない。
でも、何もできなくても世界は変えられます。


あたふたすることを止めて、
困っている不幸を置いておく。


どうしたらいいのかを考えるのも止めて
何が最善の選択肢かも考えるのも止めて
誠の道に至るために、邪な自分を置いておく。


不幸を置いたら、
その領域には幸せしか残りません。


そして、改めて考えてみてください。


あなたの願いで世界は感動しますか?


その純粋さと真心と美しさと清らかさによって、
万物は震えますか?


あなたの願いを世界が受け取ってくれるように
神様が感動するような美しい願い事に
調律して行く必要があります。


◯◯大学合格と祈りながら、努力もせず
遊びほうけていたとしたら?


寝ずに勉強して努力して、あと一歩及ばない
そちらを神様なら助けたいと思うでしょう。


奇跡を起こすには誠が必要です。
ちゃんと天に通る道理が必要です。


たとえ状況が絶望的であっても、
あなたが語りかけているその一言の重みが、
たとえ宇宙が自転を止めてでも助けたい何かなら・・・


その願いは叶えられるに決まっています。


要求されているのは、パッションです。
天をも動かす一つの真心ですよ。


そして、神様に愛されるもう一つの条件は
今よりもっと進化を求めて行くこと。


今よりもっと良い存在に。
もっと素敵な人に。
もっと素晴らしい存在になるんだと
自分に言い聞かせて要求して行くのです。


いたずらに生きていると
気がついたら人生が終わってしまいます。


一日あったら、一日分の進化をする。
10年後はまったく違う人間になるように。


もっと遠くに、もっと大きく、もっと高く。


心の中で少しでも進んで行きたいという思いを
育てて頂きたいと思います。


私は今ここに居ます。
今、ここで生きていることを感謝いたします。


カラダと心と魂がますます生成発展して
清らかなものに育って行きますように。


私に関係した万物の人に栄光と繁栄を
もたらしますように。


今できることをできる範囲で
一生懸命にできることを
感謝と祈りによって世界に祝福を。


必要なのは言葉です。
そして意識を動かすことです。


言葉によって真心を生み出して行けばいい。
そして、効果を期待せず、
美しく生きてください。


生きている意味はただ一つ。
カラダを大事にして、今より進化することです。


たとえ今、幸せじゃなくても
前より少しでも良い状態になれるように努力が必要です。


そうすれば、あなたの中に眠る神様が目覚め
本当の意味で開運がもたらされますよ。

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